教師紹介
主 宰 木村江里
神奈川県芸術舞踊協会会員、(社)現代舞踊協会会員
1歳半よりモダンダンスをはじめ、多 洋子氏に師事。
その後渥見利奈氏、石井令子氏に師事。
渥見利奈モダンダンスカンパニーに在籍。
在籍中新人舞踊公演、現代舞踊公演などに出演。
玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒。
在学中アメリカ・カナダ演劇舞踊公演に参加。
大学卒業後、イギリスロンドンラバンセンターに留学、
ダンス・バレエを学ぶ。
1999年~2001年アメリカ・シカゴに滞在、
ダンスセンターエバンストンにてダンスを学ぶ。
現在湘南地区のダンススタジオにて幼児から大人まで指導。
日吉地区センター自主事業「ダンスムーブメント」講師。
港北区親子学級講師。
その他港北区・鶴見区内親子サークルで
親子で楽しめるダンスを指導。
他に教師1名、助教師1名
主宰者よりメッセージ
トットクラスレッスンから~
トットクラス(未就園児と保護者)では
初めからクラスの中に入っていけるお子さんもいれば、
ぴったりとママの後ろにくっついているお子さんもいます。
初めての場所で体をじっと硬くしているお子さんもいますが、
レッスンの中で知っている歌や音楽がかかると
急に表情が明るくなり歌いながらリズムに合わせてダンスをはじめ、
最後には楽しかったとニコニコ顔で帰っていくお子さんをみると
こちらもニコニコ顔になります。
子供たちに小さいうちから
音楽にあわせて体を動かす楽しさを
経験させてあげることが大切だと思っています。
からだがやわらかくなれば心もやわらかくなる。
からだを動かせばこころも動く。
そんなことを伝えていきたいと思います。
発表会のレッスンを通して感じたこと~
今年3月に発表会を催しました。
発表会のレッスンを通していろいろと感じたことを振り返ってみました。
私たち教師は日頃レッスンしていくときに
同じ動きやステップであっても、
ひとりひとりの理解や習熟度にあわせて、
子供たちがクリアできそうな課題を少しずつ指導しています。
子供たちの踊る技術は
前回の稽古でできても次の稽古ではできない
ということもよくあり、一進一退を繰り返しながら成長していきます。
また何回稽古を繰り返してもうまくいかないことのもあります。
けれど、ある日をきっかけに突然うまくこなせることがよくあるのです。
一見偶然できたように見えますが、
それは地道に積み重ねたレッスンの賜物といえるでしょう。
課題をクリアできたときの子供たちの笑顔は
なんともいえず輝いています。
私たち教師は子供たちの達成感や努力の結果を
共有できることを大変うれしく思っています。
ダンスに限らず、
ひとつのことを地道にレッスンし、身に付けていくことは
目新しいことや楽しそうに見えることがあふれている今日では
少し難しいことかもしれません。
でも、「これだけは自信がある」というものを
ぜひ子供のうちからひとつ身につけていってもらいたいと思います。
何かしら頑張れる事を持っている子供は
自分の前に壁が立ちはだかったとき
乗り超えていける力を内に秘めていると信じています。